待ち人来たる

FullSizeRender

冬にロンドンにオーダーしたチェアが、春にフランスの工房から出荷され、船に乗ってようやく東京までやって来ました。

イギリスでは殆どの高級家具は “bespoke  ビスポーク” 、いわるゆるオーダーメイド対応となっています。 それは注文してから製作に入るというだけではなく、見本のデザインを基に例えば椅子であれば本体の塗装の色、座面の高さ(脚の長さ)、張るファブリックの種類や色、鋲の色まで、細かい指定が出来るのです。 チェストなどの収納家具においてはデザインをそのままにサイズ全体が変更可能なものも多いです。
なぜそこまで細かい注文ができるかというと、やはりそれは日本のように「お店:お客様」ではなく、「お店:プロのインテリアデザイナー」という図式がそこにあるからではないでしょうか。 プロのデザイナーが色やサイズといったバランスやクライアントの体格まで考慮し、時には数百パターンにも及ぶ組み合わせの中からその空間にぴったりの物を選ぶのです。

とは言え、、、

IMG_7435

小さな面で見る色は大きな立体になるとイメージがかなり変わるものなので、こんな長さ20cm 幅5cmにも満たない塗装カラーサンプルを見て出来上がりを想像しながら色を決めるのはなかなか勇気が要ります。

今回も、万一配送中にダメージがあった場合のことを考え、外箱から写真を撮りながら厳重な梱包を解いていき、取り出したチェアを窓辺の自然光で眺めてみて、、、イメージ通りで心からホッと胸を撫で下ろしました。

ちなみにこういったビスポークの家具ですが
色などの仕様を決定 ⇒ 価格の確定 ⇒ 正式オーダー ⇒ 前金の海外送金 ⇒ 先方の着金確認 ⇒ 製作 (通常8~12週間/ホリデーシーズンを挟むと更に数週間)⇒ 残金の海外送金 ⇒ 先方の着金確認 ⇒ 発送 (船便で通常6~12週間) ⇒ 入港・通関(1~2週間) ⇒ ご配送
という長い長い道のりとお首になります。

アトリエ ファヴォリでは日本ではあまり知られてなかったり、取り扱いショップのないヨーロッパの一流メーカーの家具や照明器具もご紹介、輸入販売致しております。
どうぞお気軽にご相談ください。

Atelier FAVORI

Interior Life Style Tokyo 2016

ilt

去る6月1日~3日、東京ビッグサイトにてインテリアや生活雑貨の見本市 「インテリア ライフスタイル 東京 2016」 が開催され、最終日の3日、駆け足で回って来ました。

現在進行中又はこれからのプロジェクトに使えそうな商材の情報収集の為、既にお取引のあるメーカーさんの新作を拝見したり、魅力的な商品を展示されているメーカーさんに詳しくお話を伺ったりカタログをお願いして参りました。

数百社に及ぶ展示ブースを回った中でも印象深かったのOch 。デザイナーのテイヤ・ブルーンさんとお会いし、楽しくお話を伺うことが出来ました。 テイヤさんは有名北欧ファブリックメーカーから数々のコレクションを発表されている一流テキスタイルデザイナーです。 スエーデンの美しい湖とそれを取り囲む森を見渡せるご自宅アトリエのお庭で大好きなガーデニングを楽しみ、自然との触れ合いを通して創作のインスピレーションを得るとのこと。 デジタルではなく、敢えて手描きにこだわり、水彩色の色の混ざり加減や優しいタッチを大切にしたいとおっしゃっていました。 会場で拝見したデザインは今回の展示会来場者の反応を見つつ、柄の大きさや組み合わせなどを今後再検討し商品化していくとのこと。 子供部屋に是非取り入れてみたい優しくチャーミングなデザインのファブリックと壁紙、完成が楽しみです。

image5

そしてもう一つ、個人的に “欲しい!” と思ったのが”Le Petit Dakar” の、アフリカはセネガルで作られているというこちらのチェア。

chairsキッチュでカラフルな色合い、丈夫で比較的軽量、座り心地もとても良く、お値段もお手頃。 好きな色で多色編みもお願いできるとの事。 ちょうどバルコニー用の家具をアレコレ探している私は早速オーダーしてしまいそうです。

Atelier FAVORI

PHテーブル限定モデルのご紹介

91623-1-2-02-PH-Kobber-Bord

限定色

皆さま楽しい夏休みをお過ごしになられましたでしょうか。

まだまだ暑い日が続きますが、暦の上では秋。 自宅の周囲ではセミに交じって、何となく切ない夏の終わりを想わせるヒグラシ声が聞こえてきます。

そんな中、事務所のデスク用にと4月にオーダーした照明器具の入荷予定の案内FAXが届きました。  ルイスポールセンのPHテーブルの限定モデルです。
PHテーブルと言えば京都の有名旅館や全国の美術館やホテルでも数多く採用されているルイスポールセンの代表的なテーブルランプの一つです。 乳白ガラスを透過した光がとても柔らかく、空間を優しく照らす器具で、通常は金属部分がシルバー・クロム色ですが、今回、銅色のモデルが日本では今年3月から8月までの5カ月間(EU圏内とアメリカは5月末までの3カ 月)の期間限定受付、その数だけデンマークで受注生産されます。

上の写真・下記説明文は、ルイスポールセンのWebsiteからの引用です。

三枚のシェードが大部分の光を下方に反射すると同時に眩しさを100%取り除く、機能美あふれるデザインです。
シェード形状には対数螺旋というカーヴを採用しています。乳白ガラスと銅製の2種類のトップシェードがセットで同梱され、用途や望まれる雰囲気に応じて使い分けが可能です。
乳白ガラスのトップシェードは光を上方へも透過し、柔らかな拡散光を部屋に広げます。
銅製シェードは光を上に向けず、テーブル面に光を集めます。(銅製トップシェードは白色塗装したメタルシェードを下側に組み込む二重構造。)
2枚目と3枚目の乳白ガラスシェードからの透過光が周囲を照らします。
1928年にデザインされた名作ランプのリミテッド・エディションとして、ヘニングセンのオリジナル設計図にもとづき2015年3月から8月末まで限定受注します。

色/仕上 :  銅、ポリッシュ仕上、無塗装    乳白色ガラス、内面フロスト仕上
材質 :  シェード : 銅(内面シェードはアルミ白色塗装)、乳白吹きガラス
シェードホルダー : 真鍮、銅メッキ       ベース:銅

実物は六本木のルイスポールセンのショールームでご覧になれます。
受付締め切りの8月末まで2週間を切ってしまいましたが、秋の夜長に備えて素敵な照明器具をお探しの方にいかがでしょうか。 Atelier FAVORIでも8月末までご注文お受け致します。

本日はご案内まで。

アートの飾り方の潮流

image1

 この写真を撮った時点ではまだTVボードが入っておらず未完成の状態ですが、
つい先日完了し現在撮影待ちのご物件のリビングルームです。

ソファの上に掛かっているのは、1月のパリ出張直前に大慌てで額装に出していた
140cm角サイズのエルメスのシルクスカーフ。
”ここにはオレンジ系の巨大なスカーフをアートとして飾りたい!!”
と何店舗もショップを巡り、二子玉川店で運命の出会い。
入店5分で「コレ頂きます」と即決でした。

スカーフ ストーリーはさて置き、今回お話したいのはインテリア アートの飾り方です。

先にも触れた、パリ出張の目的の一つでもあるインテリアの見本市の会場内、
特にラグジュアリーブランドのブースを回って驚いた事が!
どこも、ソファ、マントルピース(暖炉)、コンソールテーブルの上などに
巨大なアートをド~~~ンと飾っているではありませんか。
(出発前にスカーフを額装に出していた私が
心の中でガッツポーズしたのは言うまでもありません・笑)

ここ暫くのスタイルとして、複数の小振りなフレームやミラーなどを
バランスよくレイアウトして飾るのがお洒落な壁のデコレーションの定番ですが、
最近のヨーロッパのインテリアを観察していますと、
英国の高級壁紙ブランド De Gournay に代表される様な花鳥風月や風景が
描かれた壁(紙)を一つの大きなアートの様に見立てたデザインと併せて、
絵画やタペストリーなどの巨大なアートをダイナミックにド~~~ン
と飾る手法が着々と増えつつあります。

天井が低く、壁面の少ない日本の住宅事情ではなかなか難しいかも知れませんが、
迫力と存在感のあるアートの飾り方、上手にカッコよく取り入れて行きたいですね。

Atelier FAVORI

New Office のご案内

FullSizeRender

満開の桜の下、心の弾む麗らかな日が続く今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。

今まで、自宅の一室を事務所として参りましたが、自宅の引っ越しに先立ちまして、
赤坂・乃木坂に新たに事務所を構える事となりました。
ひとえに皆さまのご愛顧のおかげでございます事、御礼申し上げます。

本日、4月1日(水)より全ての業務を下記の新事務所に移行致します。

〒107-0052
東京都港区赤坂9丁目6-28 アルベルゴ乃木坂 ○○○号
Tel & Fax : 03-6886-0056

乃木坂駅より徒歩1分、六本木駅直結の東京ミッドタウンからも徒歩1分の場所です。
実はまだ内装工事が完了しておりませんで、子供のお弁当箱の様な小さな空間ですが
5月以降にはお客様にもお越し頂けるよう準備を進めております。

また、なかなか更新できずにおりましたこのweblogでは定期的な情報発信もして参ります。
ブックマークをして頂き、ご覧頂けますと幸いです。

これを機に、気持ちを新たにますます精進して参りたいと思います。
今後とも何卒宜しくお願い申し上げます。

お隣の枯山水のお庭とお向かいの公園の桜。
借景自慢の我が家のキッチンの窓からの景色です♪

Atelier FAVORI