スチーム vs 電子レンジ機能付き オーブン対決

夏休みのお話を、と申しておきながら、今回は別のお話です。

昨日、ドイツの家電メーカー  ミーレ社の表参道ショールームにて、オーブン等の導入をご検討中のお客様とご一緒に、体験調理をして参りました。

IMG_9884

今回体験させて頂いたのはスチームオーブンと電子レンジ機能付きオーブンの2機種。
ローストチキンの焼き比べです。 2羽の丸鶏を2台の異なるオーブンで焼き上げます。

IMG_9882

焼き時間はそれぞれ電子レンジオーブンで約1時間、スチームオーブンで約1時間半です。

image1

こちらが焼き上がり。
右がスチームオーブン、左が電子レンジ機能付きオーブンです。 違いがお分かりになりますでしょうか? 右のスチームオーブンの方が丸々ぷっくりとした焼き上がりですね。

一見電子レンジ機能付きオーブンの方は少し硬そうにみえますが、物質の中心から温める電子レンジの機能とオーブンの熱とのダブルのモードでの加熱だったため、お肉はとてもジューシーで柔らかでした。 スチームオーブンに比べて30分以上の短時間で焼けるというのもメリットです。

またスチームオーブンで焼いた方は見たそのまま、ふっくらジューシーな焼き上がりです。
水分をしっかりと含ませて焼いているので、時間が経ってお肉が冷めた時にはスチームオーブンの方が美味しさが続くかもしれません。

ミーレのスタッフの方にもご一緒に召し上がって頂きましたが、どちらのチキンも焼きたては、よぉく気を付けながら味わわなければどちらがどうという違いが殆どわかりませんでした。

両者その名の通り、電子レンジとしても使える/蒸し料理が得意(茶碗蒸しやプリンを焼くのに水を張らなくてよい) といった特性があります。 他のキッチン機器との兼ね合いや、よくお作りになるお料理の種類や頻度からお選び頂くと良いかと思います。

因みに、今回お客様が材料を全てご用意下さりミーレのスタッフさんとご一緒に作って下さった (私は見ているだけの一番得な役回りでした☆) ローストチキンは、丸鶏に塩コショウし、発酵バターと刻んだフレッシュハーブをしっかりと塗りこむだけというシンプルレシピで、驚きの美味しさでした。 我が家ではいつもオリーブオイルを塗っていましたが、バターの方がコクが出て美味しかったです!  皮を取り合いになりそうなローストチキンです。

チキン

ご馳走様でした♪

ミーレさんの体験会は毎月数回日程が決まっており、どなたでもウェブサイトのイベントページからお申し込み頂けます。

Atelier FAVORI

トスカーナ&フィレンツェの休日

toscana3

7月27日~8月7日まで、夏休みを頂戴し、10泊12日のホリデーに行って参りました。

今回のメインの目的地はイタリア トスカーナのカントリーサイド、イギリスの友人の別邸にお邪魔しました。 以前から、夏は2ヵ月向こうにいるからおいでおいでと誘って貰いつつもなかなか実現できずにいたのですが、ようやく今年実現させることができました。

何もしないで、、、一緒に買い出しに行って、お料理して、飲んで、食べて、お喋りして、笑って、そして夜が更けていく、、、そんな時間が目的です。

一番上の写真はニックとエマヌエラの家の庭からの景色。
「speechless (言葉が出ない)」 という言葉がぴったりです。
目の前180度以上、トスカーナのオリーブ畑や麦畑の丘陵地帯が広がります。
毎日お食事はこのお庭でこの景色と共に。
今思うと、私はいつもここで深呼吸ばかりしていました。 自然と深呼吸を。

蔦に覆われた、分厚い石造りのロマンティックなお家は築800年。

toscana2

toscana1

場所はロッカドルチア、高級赤ワインで有名なモンタルチーノの程近く。

ここからいくつかの記事に渡って、私のこの夏休みを少しご紹介出来たらと思います。

Atelier FAVORI