Loro Pianaのブランケット

以前も少しご紹介いたしました、ロロピアーナのインテリアファブリック。

リビングで包まるブランケットやひざ掛けもおススメなのです。
フリンジ付きカシミアのもの、ウールの色鮮やかなものなどの既製品もあれば、お好きなウールやカシミアのリバーシブル生地をお好きなステッチで縫製するセミオーダーのものまでセレクションは様々です。

今回お客様がオーダーされたのは柔らかなアイボリーのカシミアをカーキ色の糸で『プント・トラッテージョ』ステッチで。 その肌触りの心地よさに小学生の息子さんが手放してくれないそうです(笑)。


価格はウールの一番お手頃なもので12万円前後から、カシミア『シェルパス プラス』を『プント・マロッコ』ステッチで29万円、までバリエーションは豊富です。
ベッドで使えるシングルからキングまでサイズ展開のあるベイビーカシミアのラグジュアリーシリーズは51万円~98.6万円です。 それでもコートと比べたら随分お得感も⁈


立派な箱に入ってのお届けなのでギフトにもぴったりです。

ロロ ピアーナのインテリアファブリック

ロロ ピアーナ

世界最高峰のウール、カシミア製品で名高いイタリアンブランド、ロロ・ピアーナにインテリアファブリックがあるのをご存知でしょうか。

カーテン、ラグ、ブランケット、そして椅子の張地など様々な製品がございます。弊社でもお取り扱いをしておりますし、サロンでは実際にロロピアーナのウール地を張ったアームチェアもお試し頂けます。
昨日は乃木坂のとてもお洒落なカーテンのショールームのプリムエトフさんにて開催されました、ロロピアーナの新作の勉強会に参加して参りました。

頬ずりして放したくないカシミア素材は勿論ですが、中でも今回特に心惹かれたのはリネン地。何とも言えないタフさと品格を併せ持ったカジュアルエレガンス。 ちょうど今、あるプロジェクトで ”抜け感” のある素材のクッションを探しているところなので提案してみようと思います。 クッションは、生地を取り寄せて日本で縫製することも可能ですが、本国での縫製を依頼するとロロピアーナのタグが縫い付けられているとのこと。 小さなことではありますが、ちょっと素敵ですね。

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既製品のブランケットをはじめ、お好きな生地を使って作ることのできる膝掛けや、ご出産祝いのbaby用ブランケットなど、ギフトのアイテムやアイディアも色々とございます。 是非お問い合わせくださいませ。

石を選びに

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今日は岐阜県養老郡養老町にあるフジ大理石株式会社さんに見学&打ち合わせにお邪魔しました。
気持ちの良い青空の下、石の産地、性質、加工について、色々なお話を伺いながら、珍しい石、美しい石をたくさん拝見し、すっかり石のロマンに魅せられた私たちです。
一億年数千万年前のジュラ紀を知る石が今ここに横たわる不思議。 自然と時間の作り出す芸術の魅力を、今後積極的にお客様にお伝えしていけたらと思います。

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第一歩はテーブル天板から。 満場一致で決定した『ヘンリーⅣ』というフランス産大理石の天板が、来月ここから弊社サロンにもお婿入りしてきます。 どうぞお楽しみに。

スチーム vs 電子レンジ機能付き オーブン対決

夏休みのお話を、と申しておきながら、今回は別のお話です。

昨日、ドイツの家電メーカー  ミーレ社の表参道ショールームにて、オーブン等の導入をご検討中のお客様とご一緒に、体験調理をして参りました。

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今回体験させて頂いたのはスチームオーブンと電子レンジ機能付きオーブンの2機種。
ローストチキンの焼き比べです。 2羽の丸鶏を2台の異なるオーブンで焼き上げます。

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焼き時間はそれぞれ電子レンジオーブンで約1時間、スチームオーブンで約1時間半です。

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こちらが焼き上がり。
右がスチームオーブン、左が電子レンジ機能付きオーブンです。 違いがお分かりになりますでしょうか? 右のスチームオーブンの方が丸々ぷっくりとした焼き上がりですね。

一見電子レンジ機能付きオーブンの方は少し硬そうにみえますが、物質の中心から温める電子レンジの機能とオーブンの熱とのダブルのモードでの加熱だったため、お肉はとてもジューシーで柔らかでした。 スチームオーブンに比べて30分以上の短時間で焼けるというのもメリットです。

またスチームオーブンで焼いた方は見たそのまま、ふっくらジューシーな焼き上がりです。
水分をしっかりと含ませて焼いているので、時間が経ってお肉が冷めた時にはスチームオーブンの方が美味しさが続くかもしれません。

ミーレのスタッフの方にもご一緒に召し上がって頂きましたが、どちらのチキンも焼きたては、よぉく気を付けながら味わわなければどちらがどうという違いが殆どわかりませんでした。

両者その名の通り、電子レンジとしても使える/蒸し料理が得意(茶碗蒸しやプリンを焼くのに水を張らなくてよい) といった特性があります。 他のキッチン機器との兼ね合いや、よくお作りになるお料理の種類や頻度からお選び頂くと良いかと思います。

因みに、今回お客様が材料を全てご用意下さりミーレのスタッフさんとご一緒に作って下さった (私は見ているだけの一番得な役回りでした☆) ローストチキンは、丸鶏に塩コショウし、発酵バターと刻んだフレッシュハーブをしっかりと塗りこむだけというシンプルレシピで、驚きの美味しさでした。 我が家ではいつもオリーブオイルを塗っていましたが、バターの方がコクが出て美味しかったです!  皮を取り合いになりそうなローストチキンです。

チキン

ご馳走様でした♪

ミーレさんの体験会は毎月数回日程が決まっており、どなたでもウェブサイトのイベントページからお申し込み頂けます。

Atelier FAVORI

雅やかな金物

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先日、日本橋の西川商店にお邪魔して参りました。

西川商店は桐箪笥や和家具の取っ手や装飾などの金物を製造販売されており、日本国内のみならずロンドンのチェルシーハーバー・デザインセンター内のあるショールームでも紹介されています。

現在、イギリス アンティークのコンソールテーブルの下に収める和箪笥をデザインしており、Webカタログでは掴み切れない色味や素材感を実際に見てみたく、お電話を差し上げましたら、ショールームはないけれどお店に来れば商品はお見せしますよとおっしゃって下さったのでお言葉に甘えて。    候補に考えていた取っ手を実際に見せて頂いたり、カタログを購入し、特注の方法など色々と教えて頂いて参りました。

一個数百円のものから数万円のものまで。 特に桐箪笥に使われる煌びやかな彫りや透かしの入った金具にうっとり、ワクワク日本人のDNAの血が色めき立ちます。

日本の世界に誇れる伝統工芸の一つですね。

Atelier FAVORI