脱プラスティック

3月にロンドンに行った際に、老舗デパートのLibertyで”お土産蚤の市”用のホームウエアをお買い物しました。 その時にメラミンのトレイを包んでくれたのが写真の凹凸のあるボール紙。プチプチのバブルラップではなく!

イギリスではスーパーのビニル袋が有料なのは以前からですが、プラスチックのストローが禁止されたりこうして梱包材も脱プラスチック化が進んでいます。

弊社の輸入事業部で取り扱いのイギリスの照明ブランド Curiousa&Curiousa でも梱包用のテープをプラスチック製から紙製に変えました。

先日の新聞の一面にも東南アジアの脱プラスチック化についての記事が出ていましたが、日本はそういう点ではとても後進国ですね。 ジョギングをする夫は、走った分だけ海洋プラスチック問題改善に貢献できるというアプリを使用しています。 私もささやかですが、買い物にトートバッグを持参したり、マイボトルを持ち歩いたり、割り箸を断ったり、出来る範囲でですが出来るだけ脱プラスチックを心掛けるようにしています。

先日、コンビニでお昼ご飯を買ったのですが、焼きそばのプラ容器はラップで覆われていて、麺とあんかけの具材の間にフィルムが入っていて、カップのお味噌汁には本来要らないプラ蓋のその上からまた包装されていて、断り忘れた忘れて入っていたプラスチックの個別包装のデザートスプーンとか、、、当たり前のように使われている包装材も改めて気にしてみると、本当に世の中は効率化の為のプラスチックだらけだなぁ。。。と驚きます。 フォークもお箸も要りますか?と聞いてくれたらいいのに、有料にすればいいのに。。。

地球環境の改善のために多少の不便を我慢するという決断を出来るのが成熟した社会だと思います。 日本も先を行っている諸外国を見習いたいですね。

メルボルンの旅


今年の10連休のゴールデンウィークはどのようにお過ごしになられましたでしょうか。

弊社もカレンダー通りの10連休、私も久しぶりにお休みらしいお休みを頂戴しました。

前半は3日間ほど実家に帰省し、家族や地元の友人とゆったりとした時間を過ごし、1日からはオーストラリアのメルボルンに遊びに行ってまいりました。 

約5日間、直行便で行けて時差の少ない所という条件で、メルボルンを選んだのですが適度に都会で豊かな自然にもすぐにリーチでき、とてもいい所でした。
ヨーロッパに行ってしまうとどうしても視点が仕事モードになってしまうというのと、ここもあそこもと見たい所だらけ、ショッピングにも熱が入ってしまい忙しくなってしまうのですが、その点オーストラリアはお買い物の誘惑が少ないだけでもある意味魅力的かもしれません(笑)。



ヤラバレーのワイナリー巡りをしたり、ビーチで過ごしたり、博物館に行ったり、バレエを観たり、シンガポール時代の友人夫妻とと12年ぶりにディナーをしたり、 私のインスタを見た昔の教え子が 「久美子先生、メルボルンにいるの⁈私メルボルンに住んでるのです!」と連絡をくれて思いがけぬ嬉しい再会ができたりと、本当にのんびり、でも盛り沢山な休日を過ごしました。

こんなにしっかり休んだのは本当に久しぶりで、心身ともにチャージ完了感でいっぱい、さぁ!またお仕事頑張ろう!と気持ちよく切り替えられる最終日となりました。


明日は令和仕事始め。
仕事に戻ることを嬉しく思える休み明けを迎えられるのがとても幸せです。

出張風景

出張風景1

今回の出張のメインの目的の地方都市へ。
ミーティング後、別の街に移動し、もう2社と打ち合わせ。 充実の、そしてとても楽しい3日間でした。

出張風景2

ロンドンに戻り、一日半の滞在で駆け足で7件の用事とアポを済ませる。

朝5時過ぎにホテルを出て、ユーロスターでパリへ。
パリ側ではストライキ中の為、飛行機のチケットを取り直した方がいいだろうかと心配もしましたがロンドン発の便は動いておりホッと一安心。

出張風景3

「”パリに一泊”だなんて、なんて悲しい響き!」と言ったら、彫刻家のマーギットに「Better than nothing!」(行けないよりはいいわ!)と言われ、明るい気持ちになった単純な私でしたが、、、パリでの仕事が終わり、夕方大好きなデパートのボンマルシェに行けるも、疲れすぎ、バッグが重すぎで 買い物に全く集中できず、最低限のお土産のお菓子を買って、ホテルに戻り友人とのディナーまで横になるという情けなさ。 ロンドンとパリに行ったのに、免税手続きゼロという潔い? 出張となったのでした。

英仏出張

英仏出張

16日出発24日帰国の日程でイギリスとフランスに出張してきました。
今回は弊社の輸入事業部の仕事で、地方も含め7泊で5回ホテルを変わるという移動の多いハードスケジュール(インテリアの研鑽の為に毎日違う素敵なホテルに泊まり回る♪なんて楽しい移動ではなく・涙)でした。

英仏出張2

こういう出張の際に私がホテル選びに求める条件は、温かいお料理のルームサービスがあること。
出張の際は取引先や現地の友人とのディナーの機会も多いのですが、そういう約束のない時は極力体力温存の為早くホテルに戻って、お風呂に浸かって、ルームサービスで食事を済ませ、ワインを飲みながらPC仕事、、、というパターンです。 これはマッシュルームのリゾット、、、だったと思います。

英仏出張3

一泊で即移動!でしたが、近くで所用があり今回も利用したお気に入りの静かなプチホテル。 地域のプライベートガーデンに面したこの小さなブレックファーストルームが私は大好きで、いつかこんな風に窓の外に緑溢れるところに住みたいなぁと夢見心地にコーヒーを頂くのでした。

LAPADA

LAPADA1

メイフェアで現在開催中のアンティークとアートのショーLAPADA。大好きなショーの1つです。
取り扱わているのはファインアートからコンテンポラリーアート、アンティークの家具、時計、ジュエリー、テーブルウエア、ラグ、デコレーションアイテム、コレクティブ(収集家向け)アイテムなど様々、300万円くらいポケットに入れて歩いたら結構楽しめるのでは、そんなショーです。 例えば、私の今年の “妄想ショッピング” は大好きな作家さんの昨年の作品のオイルペインティング230万、フレンチブランドのヴィンテージの珊瑚の指輪90万で予算オーバー☆という感じでしょうか。

LAPADA2

5歳くらいの少年が彼と同じくらいの大きさの現代アートの狼の彫刻を愛おしそうに撫でながらアートについてママと語り合う。小さな背中のお婆ちゃまがアンティークの象眼細工の宝石箱を隅から隅まで触りながら、お店の方と相談しながら買おうか真剣に悩んでいる。 こうした光景を見る度に、アートやアンティークが普通に人々の暮らしに溶け込む、身近である環境が本当に素晴らしく、これぞ成熟した社会であると感じます。