脱プラスティック

3月にロンドンに行った際に、老舗デパートのLibertyで”お土産蚤の市”用のホームウエアをお買い物しました。 その時にメラミンのトレイを包んでくれたのが写真の凹凸のあるボール紙。プチプチのバブルラップではなく!

イギリスではスーパーのビニル袋が有料なのは以前からですが、プラスチックのストローが禁止されたりこうして梱包材も脱プラスチック化が進んでいます。

弊社の輸入事業部で取り扱いのイギリスの照明ブランド Curiousa&Curiousa でも梱包用のテープをプラスチック製から紙製に変えました。

先日の新聞の一面にも東南アジアの脱プラスチック化についての記事が出ていましたが、日本はそういう点ではとても後進国ですね。 ジョギングをする夫は、走った分だけ海洋プラスチック問題改善に貢献できるというアプリを使用しています。 私もささやかですが、買い物にトートバッグを持参したり、マイボトルを持ち歩いたり、割り箸を断ったり、出来る範囲でですが出来るだけ脱プラスチックを心掛けるようにしています。

先日、コンビニでお昼ご飯を買ったのですが、焼きそばのプラ容器はラップで覆われていて、麺とあんかけの具材の間にフィルムが入っていて、カップのお味噌汁には本来要らないプラ蓋のその上からまた包装されていて、断り忘れた忘れて入っていたプラスチックの個別包装のデザートスプーンとか、、、当たり前のように使われている包装材も改めて気にしてみると、本当に世の中は効率化の為のプラスチックだらけだなぁ。。。と驚きます。 フォークもお箸も要りますか?と聞いてくれたらいいのに、有料にすればいいのに。。。

地球環境の改善のために多少の不便を我慢するという決断を出来るのが成熟した社会だと思います。 日本も先を行っている諸外国を見習いたいですね。

Loro Pianaのブランケット

以前も少しご紹介いたしました、ロロピアーナのインテリアファブリック。

リビングで包まるブランケットやひざ掛けもおススメなのです。
フリンジ付きカシミアのもの、ウールの色鮮やかなものなどの既製品もあれば、お好きなウールやカシミアのリバーシブル生地をお好きなステッチで縫製するセミオーダーのものまでセレクションは様々です。

今回お客様がオーダーされたのは柔らかなアイボリーのカシミアをカーキ色の糸で『プント・トラッテージョ』ステッチで。 その肌触りの心地よさに小学生の息子さんが手放してくれないそうです(笑)。


価格はウールの一番お手頃なもので12万円前後から、カシミア『シェルパス プラス』を『プント・マロッコ』ステッチで29万円、までバリエーションは豊富です。
ベッドで使えるシングルからキングまでサイズ展開のあるベイビーカシミアのラグジュアリーシリーズは51万円~98.6万円です。 それでもコートと比べたら随分お得感も⁈


立派な箱に入ってのお届けなのでギフトにもぴったりです。

西洋の色

『ダックエッグ』という色名を見聞きしたことがおありでしょうか?

輸入もののペンキやファブリックなどの色のバリエーションでよく聞く名前なのですが、アヒルの卵の色? このブルーグリーンが? と私も昔はピンとこないものの慣れで覚えておりました。 

が、このゴールデンウィークに行ったメルボルンのマーケットで本物の色を見ることができました。 ホント!この色!と感激。アヒルというより日本でいう鴨の卵のようです。

百聞は一見に如かず。

それにしてもなんとなく宇宙を感じるような、綺麗な色ですね。

初夏のピクニック

恒例になりつつあるこの季節のピクニックは今年で3年目です。 
4月の半ばから6月上旬ごろまでミッドタウンの裏の檜町公園や芝生広場が解放されるので、いつもの気の置けない仲間のその日に集まれる人(ファミリー)で集まってお陽様の下でランチを楽しみます。 

我らが男性陣は外でも紙コップを嫌がります。 フルートグラスの入ったバスケットのピクニックセットを素敵に広げたいところですが、執事もおりませんし(笑)、当日の朝まで準備のないまま迎えるので、デュラレックスでご勘弁です。

この集まりでは、チーズ部長のY子女史がいつも美味しいチーズをマッチする果物と一緒に用意してくれるのが楽しみの一つです。 ブルーチーズと先日のオーストラリアで買ってきたコムハニー(巣蜜)、王道の楽しみ方はやはり美味しかった♪

冷えたビールでも何でも足りない物はミッドタウンですぐ買えるという便利さと、六本木という集まり易い地の利、お花見の時ほど混んでいないという点で、意外と穴場です。 一人で敷物に寝転がってビールを飲みながら読書なんて人も少なくないのです。 来週末は気持ちの良い芝生の上でゴロゴロ読書もいいですね。 

芍薬の季節

今年も愛しき芍薬の季節がやってきました。

毎年この季節には芍薬を家中にたっぷりと飾り、
その姿と薫りを日々うっとりと愛でております。
 
リビングのコンソールテーブルの上に、
ダイニングテーブルのセンターに、
ソファのサイドテーブルに、
ベッドサイドに、お仏壇に、洗面所に。 
いつでもどこでも目に入るよう(笑)。


お花屋さんに並ぶのもあと数週間。 
限られた時間の逢瀬を、めいいっぱい楽しみたいと思います。