Houzz 『世界の40の小さな素敵なリビングルーム』

Houzzの特集記事 “40 Small, Splendid Living Rooms From Across the World” 『世界の40の小さな素敵なリビングルーム』
https://www.houzz.jp/ideabooks/106107974/list
に弊社施工例が掲載されました。

35. Firm: Atelier Favori アトリエ ファヴォリ
Location: Japan
This living area, though small in space, has everything that’s integral to a well-designed living room – stylish seating, ample storage, tasteful art, and a bit of greenery.  このリビングエリアは小さなスペースでありながら、スタイリッシュな椅子、充分な収納、風雅なアートにグリーンを少々、といった不可欠な要素を全て満たし上手くデザインされている。

このリビングルームを含めたプロジェクト画像は施工例のページでご覧いただけます。

港区赤坂施工例

日光金谷ホテル

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栃木県・株式会社ユザワ様からのご依頼により、外国人専用ホテルとして日本で最初に開業したクラッシックホテル、日光金谷ホテル様 客室のソフトファーニッシングのデザインをお手伝いさせて頂いております。
伝統ある本館の一部客室内の窓周り、ベッド周りファブリックのリニューアル、カーペット・応接セットの張り替え、メインダイニングと小食堂の窓周りのリニューアル等です。

ファヴォリのご提案致しましたテーマは、指定文化財であるホテルの持つ文化的な建築エレメントを活かす・引き立てるソフトファーニッシング。 決して目立たず、品のある安心感と軽やかさ。 現場のオペレーションや、今後の改装計画等も加味しつつプランニング致しました。
1つのアイデアとして別途ご提案させて頂きました特別な趣向のお部屋もご採用くださり実施となります。 またお打ち合わせにお伺いする度、追加のご注文を頂戴し大変光栄です。

ユザワ様と最後の調整を進めつつ、改装が完了する日光の春(G.W.頃)がとても楽しみです。

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フレンチヘリンボーンの床

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ヘリンボーンの床。
ヘリンボーン聞いて、ウール地などの杉綾織りを連想される方も多いかもしれません。
英語でヘリンボーンとは herring 鰯 bone 骨 、同じ柄でも文化の違いで見方が違って面白いですね。

短い床材を幾何学的に組むのがヘリンボーンのフロアです。 長方形のままの材を組むのが一般的なヘリンボーン、材の端を45度カットした材を突き付けて組んでいくのがフレンチヘリンボーンです。 私個人的にはフレンチヘリンボーンが大好きで、自宅のダイニングエリアの床にマルホンさんのウォルナットの無垢材のフローリングを使用しました。

ではどのようにしてあの美しい床が組まれていくのでしょうか。下は大工さん泣かせのフレンチヘリンボーンのフローリング貼り作業のスタート時点の写真です。

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下地の床に丁寧に墨出し(基準線描き)をし、それに沿って材を貼っていきます。
45度の角を合わせていくフレンチヘリンボーンは、90度になるよう突き付け部分を鉋で削り微調整しながら組んでいく為、四角い板を交互に貼っていく一般的なヘリンボーンよりも手間がかかり、とても贅沢な貼り方と言えます。 また長い材を一方向に向けて貼る一般的なフローリングと比べると5倍近い作業時間がかかります。 作業時間がかかるという事はそれだけコストもかかります。

貼り終えた箇所から、傷をつけないように厳重に保護材を敷いていくため、全面の完成形が見られるのは工事のかなり終盤となりますが、美しく組み上げられたフロアは壮観です。

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ここで使用しているのはブラックウォルナットのオイル仕上げの無垢材です。色の濃淡のバラつきこそが天然素材の面白さです。

輸入壁紙を楽しむ

輸入壁紙

インテリアは楽しい♪
こんな壁に囲まれて暮らしたら、毎日がウキウキすると思いませんか?

現在進行中のプロジェクトで壁紙を張り替えました。 お部屋毎に違った顔が楽しめます。

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そして、そんな壁紙の柄を邪魔しないガラスフレーム。
オシャレでセンスの良いお客様ご自身が、これからお好きなコラージュを中に入れ飾る、こんな楽しみ方もあります。
どんな雰囲気になるのか私もワクワク、完成形を拝見するのが私も楽しみです。

ロンドン・パリ買い付けの旅

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今日から、現在進行中プロジェクトのお客様とご一緒に買い付けの為ロンドンに来ています。   数日前までは最低気温5〜8度という天気予報に着るものをどうしようかと迷っていましたが、前日から予報の様子がガラッと変わり、今日はロンドンも26度でした。日曜日に移動するパリは30度超えの予報で暑さの苦手な私はドキドキです。

今夜はお客様とアンパサンドホテルに食事に出かけました。エントランスを入るとまず目に入るのが、このホテルのデザインの象徴とも言えるインゴマウラーのバーディという照明器具のツリー。地下から最上階まで階段の吹き抜けスペースに美しく輝きます。  階段の登り降りというどちらかというと避けたい行為も、この幻想的な照明のお陰で素敵な時間に変わります。 これがインテリアの魔法ですね♪

明日から家具ブランドを中心にあちこちのショールームを忙しく巡ります。 パリを発つ時に「楽しい1週間だった」と言って頂けるよう、頑張ります。

 

Atelier FAVORI