アトリエファヴォリ事務所移転のご案内

事務所移転

☆☆☆ 事務所移転のお知らせ ☆☆☆

この度、インテリアデザイン アトリエ ファヴォリのオフィスは下記の住所に移転致しました。

New Office
〒107-0062
東京都港区南青山6-2-2 南青山ホームズ204
Tel : 03-6427-3203
Fax : 03-6427-3206

定休日 : 日曜・祝日(担当者毎に平日定休日が異なります)
営業時間 : 10:00〜18:00
(現在サロン準備中の為、皆様にオフィスにお迎え出来るのは春以降となります。)

こうした節目節目を迎えられる感謝を胸に、気持ちを引き締めて参ります。
今後ともどうぞ宜しくお願い申し上げます。

修善寺 あさば

あさば1

久〜しぶりのお休みを頂いて、いつも迷惑しか掛けていない夫の誕生日のお祝いに修善寺のあさばに来ています。。。どうして今まで来なかったのだろう。。。今回泊まったのは「撫子」というお部屋。 居間も寝室も大きな窓の外は紅葉、川のせせらぎの音と鳥の声しか聞こえません。

あさば2

あさば3

あさば4

あさば6

お風呂、お料理、お庭、設え、建築、インテリアは勿論のこと、おもてなしの心、距離感、完璧なオペレーション、また大変緻密なリサーチと検証の上に作り上げられたに違いないものが、さり気なく気づかれないように随所に散りばめられており、その上に成り立つ安心感と寛ぎ感。 職業柄目が肥え、海外のホテルに泊まる機会も多くついつい多角的に見えてしまい、心から寛げる宿が意外と少ないのですが、アマンと非常によく似たこの感覚、貴重な隠れ家です。

あさば7

誕生日と言うことでお部屋には金閣寺銀閣寺の住職さんが書かれたおめでたいお軸が掛けられ、朝ごはんにはお赤飯が。 夫が喜んでくれたのが何よりです♪

フレンチヘリンボーンの床

ヘリンボーン1

ヘリンボーンの床。
ヘリンボーン聞いて、ウール地などの杉綾織りを連想される方も多いかもしれません。
英語でヘリンボーンとは herring 鰯 bone 骨 、同じ柄でも文化の違いで見方が違って面白いですね。

短い床材を幾何学的に組むのがヘリンボーンのフロアです。 長方形のままの材を組むのが一般的なヘリンボーン、材の端を45度カットした材を突き付けて組んでいくのがフレンチヘリンボーンです。 私個人的にはフレンチヘリンボーンが大好きで、自宅のダイニングエリアの床にマルホンさんのウォルナットの無垢材のフローリングを使用しました。

ではどのようにしてあの美しい床が組まれていくのでしょうか。下は大工さん泣かせのフレンチヘリンボーンのフローリング貼り作業のスタート時点の写真です。

ヘリンボーン2

下地の床に丁寧に墨出し(基準線描き)をし、それに沿って材を貼っていきます。
45度の角を合わせていくフレンチヘリンボーンは、90度になるよう突き付け部分を鉋で削り微調整しながら組んでいく為、四角い板を交互に貼っていく一般的なヘリンボーンよりも手間がかかり、とても贅沢な貼り方と言えます。 また長い材を一方向に向けて貼る一般的なフローリングと比べると5倍近い作業時間がかかります。 作業時間がかかるという事はそれだけコストもかかります。

貼り終えた箇所から、傷をつけないように厳重に保護材を敷いていくため、全面の完成形が見られるのは工事のかなり終盤となりますが、美しく組み上げられたフロアは壮観です。

ヘリンボーン3

ここで使用しているのはブラックウォルナットのオイル仕上げの無垢材です。色の濃淡のバラつきこそが天然素材の面白さです。

輸入壁紙を楽しむ

輸入壁紙

インテリアは楽しい♪
こんな壁に囲まれて暮らしたら、毎日がウキウキすると思いませんか?

現在進行中のプロジェクトで壁紙を張り替えました。 お部屋毎に違った顔が楽しめます。

輸入壁紙2

そして、そんな壁紙の柄を邪魔しないガラスフレーム。
オシャレでセンスの良いお客様ご自身が、これからお好きなコラージュを中に入れ飾る、こんな楽しみ方もあります。
どんな雰囲気になるのか私もワクワク、完成形を拝見するのが私も楽しみです。

ロンドン・パリ買い付けの旅

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今日から、現在進行中プロジェクトのお客様とご一緒に買い付けの為ロンドンに来ています。   数日前までは最低気温5〜8度という天気予報に着るものをどうしようかと迷っていましたが、前日から予報の様子がガラッと変わり、今日はロンドンも26度でした。日曜日に移動するパリは30度超えの予報で暑さの苦手な私はドキドキです。

今夜はお客様とアンパサンドホテルに食事に出かけました。エントランスを入るとまず目に入るのが、このホテルのデザインの象徴とも言えるインゴマウラーのバーディという照明器具のツリー。地下から最上階まで階段の吹き抜けスペースに美しく輝きます。  階段の登り降りというどちらかというと避けたい行為も、この幻想的な照明のお陰で素敵な時間に変わります。 これがインテリアの魔法ですね♪

明日から家具ブランドを中心にあちこちのショールームを忙しく巡ります。 パリを発つ時に「楽しい1週間だった」と言って頂けるよう、頑張ります。

 

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