早いもので今日で3月が終わり明日から4月です。
誰がこんな春がやって来ると想像したでしょう。

COVID-19、世界中が大変なことになっていますね。
毎日のようにヨーロッパやアメリカの友人たちや、仕事の取引先とやり取りをしていますが、厳しい規制を強いられている海外と、日本の現在の状況の差に恐怖を感じています。
「今は皆で我慢をして感染を広めない事が一番大切なの。この状況が終わればまたみんなで楽しむことができるのだから。」というのは取引先の20代のスタッフ。政府や行政からの情報や説明が十分で、皆納得してロックダウンに従っているので、マインドセットが違います。 ヨーロッパでは既に9月のイベントの中止が次々とアナウンスされています。

医師会が非常事態宣言を望んでいるのになにもしない日本政府は、人命より経済を重んじていると言われても当然ですね。私も極小ではありますが営業所の家賃を払ってスタッフを雇う事業者の端くれですので、経済活動が一定期間ストップすることはとても怖いです。しかし、人命あっての社会活動、経済活動です。一日も早く、収束どころか、まずは政府が目を覚まして欲しいと願うばかりです。

自分が感染し、移してしまった父親を亡くしたイタリアの男性のインタビューです。怖いのはこれなのです。自分がキャリアとして大切な人に移してしまったらという恐怖です。

弊社もスタッフは子供がいるので置いて出て来られないというのもありますが、出社が可能な日であっても電車に乗らせたくないので在宅勤務にしています。
既に一人ひとりが自衛ではなく、”自分は既に感染していて人に移さないように” というスタンスで生活しなければいけない段階に来ていると思います。

マスク、手洗い、消毒、そして極力人と合わない。出来る事を精一杯。
せっかくの桜の季節が残念でなりませんが、来年は例年通りウキウキした春が迎えられるよう、お互い頑張りましょう。 皆様、どうぞご自愛くださいませ。