10月10日から上野の森美術館で始まりました、イギリス・ナショナルポートレートギャラリー所蔵『King & Queen展』を先日観てきました。

ロンドンのナショナルポートレートギャラリーは個人的にとても好きな美術館の一つで、何度か訪れています。実在の人物を、写真代わりに描いていた時代の肖像画にはその人の“気配”が感じられ、きっと夜な夜なゴーストの舞踏会が開かれているのではと想像も膨らむ、得も言われぬインスピレーショナルな場所です。

 

そして特に今回は英国で一番有名な一族『ロイヤルファミリー』の歴史をたどる展覧会。
驚きに満ちていたり、人間味溢れていたり、様々なエピソードをまとった王族の肖像画に思いを馳せることができ、とても興味深い展示でした。

また何より、、、コロナ禍に入ってから、横浜でのバンクシー展、サントリー美術館のArt in Life, Life and Beauty展、今回と3つの展覧会を観ましたが、入場人数制限を設けているため、どこもゆったりと鑑賞することができてとてもよかったです。

そしてこの展覧会、実はお仕事でも少し関わらせていただいております。
弊社の輸入事業部オーセンテリア が取り扱っております、イギリスブランドのBlackpopがナショナルポートレートギャラリーとコラボレーションで創りました “Tudor Collection” のシルクスカーフとクッションカバーをミュージアムショップで販売していただいております。

 

芸術の秋、英国ロイヤルファミリーの歴史とゴシップ⁈を垣間見にお出かけになってみてください。

私は次はサントリー美術館の『日本美術の裏の裏』を観てこようと思います。