現場の職人技。
写真は電気屋さんの石膏ボードの補修跡です。 天井のダウンライトの位置を急遽変更した為、最初に開けた穴を塞いでもらいました。
機械で丸くくり抜いた穴はボードの表層の紙がギザギザしているのですが、ふさぐ前に電気屋さんがカッターナイフでギザギザをキレイに削ぎ落とし、蓋にする丸いボードの方もほろふき大根を剥く様に角の部分を面取りしています。

次に作業をするクロス屋さんの為なのです。 壁紙を貼る前にクロス屋さんが全ての溝や凹凸を埋めるペーストを塗るのですが、そのパテがキレイに入る様にという電気屋さんの心遣いなのです。 モチロン作業をしているご本人たちはそんな事は一言もおっしゃいませんが、小さな一手間は見ていればしっかりと伝わります。

今回初めてご一緒しているとても寡黙な電気屋さん、とにかく仕事が早い上、こんなに丁寧。見ていて惚れ惚れする手際の良さです。 腕の良い職人さんにお家を手掛けて貰えるお客様はラッキーですね。